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志村貴子

青い花

 
青い花 1巻 (F×COMICS)青い花 1巻 (F×COMICS)
(2005/12/15)
志村 貴子

商品詳細を見る


 2009年7月現在で4巻まで刊行。続刊。

 とうとう、この作品について書くことになってしまいました。テレビアニメも放送されていますし。タイムリーなのかもしれません。

 この方は、ミュージシャンズミュージシャンというか、音楽家が好きな音楽みたいに、同業者が好きになるタイプの作品を書きますよね。
 私は、元々好きな作家さんではあったのですが…。 
 「どうにかなる日々」で見せた女×女サイドの作品が素晴らしかったので、百合専門で書いてくれると嬉しいなと思っていたのですが、それがまさかの現実となるとは…。そして、期待していた通りの内容…。
 はっきり言って、現状の百合ジャンルの中では断トツです。あらゆる面で最高だと思います。

 「万城目ふみ」というキャラクターに関して、過剰に反応される方が多々いるようですが、百合というジャンルで考えると別段珍しいキャラクターではありません。
 彼女が、欲望に忠実なだけなのか、流されるだけの脆い人間なのか、それは読めば理解できることです。
 現在、四話目まで放送されているアニメでは、やたらとか弱い部分ばかり抽出されていますが、本来の彼女は自分の弱点を知り、尚且つ改善させたいという意思を持っています。
 アニメは心の中の冗舌な毒舌がカットされたりしていますし、漫画ならではの顔の表情もありませんから、弱い部分だけを感じてしまっても仕方がありませんけどね。

 ただ、作者さんが語っているとおり「ふみちゃん」は、ずっと「あーちゃん」が好きなんです。
 印象としては気の多い子に見られがちですけれど。意外と一途なんですね。
 いろいろ誤解を受けやすい部分も含めて、キャラクターとして捉えると、こんなに可愛い子もいないと思うのですが…。

 「青い花」は心理描写というか、キャラクターの動きが自然すぎる為に、リアル路線のような印象を抱く方が多いようです。
 けれど、この話しは、やはりどこまでいってもファンタジーなんですよね。例えば、学校の設定一つとってもそうだと思います。これは作者が「自分の行っていた女子高とは正反対のものを目指した」という言葉からもわかります。
 そういった部分を差し引いていないと「万城目ふみ」というキャラクターに、やたら過敏になってしまうのではないかなと思ったりしました。

 ちなみに、最初の設定では「ふみちゃん」と「あーちゃん」がまるっきり入れ替わっていたそうです。
 一巻の一番最初の扉絵のところで、二人が見開きで両側に並んでいる絵がありますが、あの絵って表情が逆っぽいんですよね。
 「あーちゃん」が困ったような、自信ない感じに対して「ふみちゃん」はキリリとして前を見据えている印象です。
 実は、あれって意外とお互いの心境が細かく表現されていたのかなと。
 最初見たときは、そんなこと全く思わなかったですが…。

 百合ジャンル好きの方は必須ということでお願いいたします。
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