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その他

蝋燭姫

 
蝋燭姫 1巻 (BEAM COMIX)蝋燭姫 1巻 (BEAM COMIX)
(2009/10/15)
鈴木 健也

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 まず、注意書きがございます。この「蝋燭姫」は作品中に十分「百合」と思われるエッセンスが盛り込まれていますが、様々な理由で私の中で、かなり辛い印象を持ちました。当然、一巻を読んだだけの感想であり、フェアなものではありません。ただ、あまり良い感想にはならないであろうことを予めご了承ください。


 購入したキッカケは、この作品がいろいろな百合系ニュースサイトで取り上げられていて、評価も悪くなかった為に、アマゾンで注文する際についでにカート入れてしまったという感じです。実際に表紙が美しいので、それに惹かれてしまったのも間違いありませんね。今にして思えば、題名とタイトルのロゴ、フォントである程度予測しなければいけなかったのかもしれませんが・・・。あとはエマのようなものを期待してしまったのもあります。

 この一巻を読み終えた時点での率直な感想なのですが、本当に嫌な予感しか浮かびませんでした。作者の他の作品を知らないので、どのような傾向の漫画をかいているのか全くわからないのですがあえて言わせてもらいます。

 本当に嫌な予感しかしません。

 どうも昔のアフタヌーン等で連載されていた「エデン」「なるたる」と言った90年代に流行したような「絶望と凄惨の大安売り大バーゲン」的な匂いがプンプン漂ってきます。

 人間は汚い生き物だ。誰も信じられない。絶望こそが真実。こんなにくだらない世の中だから、それを真摯に書いている。悲惨な状況こそ美しい。希望なんて無駄だ。と言った、後ろ向きなキーワードを持つ人間が書いている可能性が高い気がしたのです。

 このまま進めば「お姫様」や「従者」が「かなり酷い目に合う」であろうことは簡単に目に浮かびます。
 あの状態から、軌道修正されてギャグ的な要素を膨らますこともできる絵柄ではありますが、そうはならないでしょう。本当に予測で申し訳ありませんが、絶望と凄惨の大安売り大バーゲンになるのではないでしょうか。

 私は、断じてフェミニストではありませんが、自ら進んで女の子が痛い目に合う漫画を見る気にはなれません…。
 個人的に「エデン」「なるたる」のような残虐であれば大衆が喜ぶといった浅はかな作品は好きではありませんので、どうしても辛く見てしまいますね。

 こういった漫画を描かれる方の特徴って非常にわかりやすいかもしれません。
 「ミッシェルガンエレファント」や「ブランキージェットシティ」等の音楽を聞き、歌詞のネガティブな部分だけを抽出しているとでも表現すればいいのかな…。
 本来、そういったミュージシャンの方々は、それを越えた部分も表現しているはずなのですけどね。

 絶望に押しつぶされるのは簡単なことです。
 誰も信じられない、人間は最低だ、だから滅亡してしまえ、というような考えは安易すぎるのです。怒りや悲しみのみに塗りつぶされて、そこで表現がストップしてしまうようでは、稚拙であると言ってもいいでしょう。
 それを乗り越えて前向きに一歩を踏み出すことこそが、余程困難であり真実だと思います。



 ※単に、この作品が私が合わなかっただけで、こういった作風が好きな方には最高の漫画になる可能性があります。そういった要素が盛り込まれていますし、また実力のある作家さんだと感じました。

 ※二巻のレビューなどを参考にして、この感想が間違っていた場合、この記事は削除したいと思います。また謝罪いたします。

 ※絵は相当に上手でした。線が恐ろしく綺麗です。大きな判で見ると圧倒されるでしょうね。筋金入りの絵描きさんが書いているのでしょう。脱帽です。
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