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ファイナルファンタジーI・II アドバンス(2)

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 『無残に死んでいったキャラクター達が立ち上がった。Soul of Rebirth(再生の精神)とは?』

 「ソウルオブリバース」は本編クリア後にプレイできるようになる、所謂オマケ要素です。ファイナルファンタジーⅡは、多数のハードで発表されているタイトルだけに、GBA版の目玉要素だったのかもしれません。ボリュームとしては、それほどのものではないのですけどね。

 で、その内容なのですが、本編において死んでいった登場人物達が主役になり謎の空間からの脱出を試みるというものです。すなわち「ミンウ」「スコット」「ヨーゼフ」「リチャード」が中心となり話が進んでいくわけです。
 オープニングも、ミンウがミシディアの塔にてアルテマの封印を解き、絶命する場面からスタートすることになります。ここでは四人の紹介でもしてみたいと思います。

 ミンウといえば、反乱軍随一の白魔道士であるにも関わらず、危険な最前線に出撃し、単独でも任務をこなすという現場第一主義のような人物です。
 彼はこの中で最も強いインパクトをプレイヤーに与えているのではないでしょうか。それは、なんと言っても「命を代償に封印を解いたアルテマが弱すぎた」為に、明らかな「無駄死に」をしてしまったことによるものなのは確実でしょう。
 ソウルオブリバースでは主役級の扱いになっています。GBA版はバフ魔法がとてつもない効力を発揮するので、まさに大黒柱として活躍してくれるでしょう。

 スコットと聞いて「誰だっけ?」と思う人は多いのではないでしょうか。序盤においてフィンのパブで死亡したカシュオーンの王子です。ファイナルファンタジーⅡで最も嫌われている役立たずの最悪男ゴードンの兄ですね。彼は、帝国に攻め込まれたフィン城にて、フィン王やヒルダを逃すために一人で敵をひきつけて戦死しています。
 今回、彼に初めてスポットがあたるわけですが、想像していた以上に有能な人物で、パラメーター的にはフリオニールを強化した感じですね。剣も魔法も強い文武両道の頼れる王子様です。
 彼が活躍すればするほど、ゴードンが変わりに死ねばよかったのに。と不謹慎な考えを抱かずにはいられません。

 ヨーゼフの死は、当時のハード事情を考えれば群を抜いていたのではないでしょうか。判別困難な解像度の世界で、彼は確かに身の丈もある大岩を両手で支え、世界の希望を守ったのです。その中で彼は本当に優しい父親を想像させてくれました。とても印象に残っているシーンです。
 PTの中では、ガイと同じくタンカー的な役割になるのかもしれません。序盤でデスナイトからポイズンアクスが手に入るので、両手に持たせると恐るべき攻撃力を発揮してくれます。そのまま殴り続けても良いかと思いますが、ボス戦等を考えるとオノがいいかもしれませんね。
 スコットがヨーゼフにバーサクをかけて、敵をなぎ倒すというコンボに世話になる人は多いかもしれません。それだけでもラスボス倒せますし。

 リチャードのフルネームは「リチャード・ハイウインド」という設定です。つまりファイナルファンタジーシリーズで受け継がれるハイウインド第一号は、飛空挺技師ではなく竜騎士だったんですね。
 生き残った最後の竜騎士としてPTに入り、復活した皇帝から仲間を逃すために、一人で立ち向かい戦死してしまいます。
 彼は、素顔の見えない風貌もあってか「どこか影のある人物」のように書かれているような気がします。たった一人生き残ってしまったことに対する自責の念のようなものを抱えてしたのかもしれないですね。本編中そこまで詳しい人物描写はないのですが、どうしても彼を「暗い」イメージで見てしまいます。
 恐らく、この四人の中では一番育った状態でスタートするので、最も頼りになる存在としてPTを引っ張ってくれるでしょう。「ひりゅうのヤリ」を装備すればほぼ無敵です。

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 実際のソウルオブリバースの内容なのですが、ミンウを育成していなかった場合とそうでない場合の難易度の差が凄まじいですね。GBA版は白魔法の有用性が飛躍的にアップしているので、ミンウのパラメーターが戦闘の全てを左右すると言っても過言ではないからです。

 具体的に役に立つ魔法を挙げると、まずはテレポですね。成功率がやたらと高く、単体でかければほぼ確実に消し去れるでしょう。お次はブリンク。レベル7程度でも全員にかければほぼ回避してくれるようになります。フォーグは効果内容と同じく忘れられた存在になりがちですが、アラボトに入ったあたりで非常に有効です。そしてアンチです。仲間にかけると、MPの最大値がどんどんアップしていきます。ちょっとでもパラメーターが育ってしまうと、途端に効果が弱くなるので、序盤で900以上まで上げてしまいましょう。MPはどれだけあっても困りはしないはずです。

 どちらにせよ、仮に四人のキャラクターが育った状態でスタートした場合、30分で終わる内容ではありますが・・・。

 ストーリーは後付け感がある展開なので、こんなものなのだとは思うのですが。それにしてもFFⅡは本編も含めてテキストの量が極端に少ないゲームですね。当時のハード事情もあるにせよ、ドラクエ等と比べてもかなり少ない量だと思います。
 全てのイベントをこなしパンデモニウムに突入するという段階になっても、世界に大変な危機が迫っているというのにバフスクの町では大戦艦撃沈を祝うコメントのままです。
 そもそも、FFⅡの世界は人口が極端に少ないですよね。人影も殆どありません。ドラクエのように村人がぶらぶらと歩いているわけでもなく、どの町も非常に閑散としているで寂しくなるんですよね。

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 FFⅡを語る上で必ず出てくるのが「アルテマが弱い」と「ミンウが無駄死にだった」という話です。
 これはアルテマを封印していたミシディアの塔が中盤の山場で、突破するのに大変な苦労を強いられたという部分と密接な関係にあるような気がします。コンフュ、混乱、石化、等で何度となくピンチに陥り、這う這うの体で最上階に辿り着き、その結果に見せられる事実としては、あまりにも酷い結果ですからね。強い印象を持つのも仕方がないことかと思います。そして、その酷い結果が故に「ミンウの死に対する無念」が増大されているのでしょう。
 ソウルオブリバースでは、そんな無駄死にさせてしまったという、積年の思いに「ある一定の結論」が出せるのではないでしょうか。その結論とは死んでいったミンウ達の思いではなく、当時のプレイヤー達の思いのことです。

 あの時、確かに私達は彼らと一緒に旅をしました。

 そして何年も十数年も経ち、現実という世界で「彼らの無念の死」以上の不条理や理不尽さを体験してきました。そんな中でまた彼らに会えれば・・・。きっと、何も知らずに毎日を楽しく生きていた幼少時代を束の間でも再生してくれるのではないでしょうか?

 それは、きっと嬉しい再会に違いありません。

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すみれ

Author:すみれ
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