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百合物件

リンケージ

リンケージ (IDコミックス 百合姫コミックス)リンケージ (IDコミックス 百合姫コミックス)
(2009/06/18)
倉田 嘘

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 背景画や人物が劇画調でありながらも、記号としての表情も織り交ぜられ、それが独特のイメージを醸し出している作品ですね。
 絵が上手く、テクニカル系なので、そこに意識がもって行かれがちになるかもしれません。人物と背景が同じ線で書かれていて、物語に集中できないのかも・・・。
 逆に言うと、妥協なき作者さんのプロ意識が炸裂しています。お疲れさまです。

 タイトルにもなっている「リンケージ」というエピソードは出色の出来かもしれません。
 作中ではエルが「女性形」という部分を強調してはいましたが、これは「男×男」でも「男×女」でも、どのようなパターンでも成り立つ話しだと思いました。相手がアンドロイドという特殊性もあるのかもしれませんが・・・。
 しかし、だからこそ本来無機質な存在であるはずのアンドロイドに愛情を注ぎ、そに感情が生まれていく様は、ある種のカタルシスを引き出しているのです。
 お互いの愛情がクライマックスではなく、悲しみを最後のキーワードに持ってきたことも良い方向に作用しているように思いました。

 しかし、誤解を恐れずに言うならば、この話しは「百合」である必要がないんですよね。

 ただ、あえてそれを「百合」というフィルターに通したことにより、精神の繋がりという部分をより強く見せているのではないでしょうか。

 このジャンルで最も重要視されるのは、心と心の繋がりであり、ぶつかり合いです。
 それが表現されるのであれば、まさに成功と言って差し支えないでしょう。

 個人的に思うのは、この作者さんは非常に表現形態が多様な気がするので、百合に限らず何でも書ける実力があるような気がしました。器用な方なんでしょうね。
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